不慣れなクラウドアーキテクチャを理解する方法


クラウドで仕事を進めることで、さまざまな関係者が環境の違いに関わらずコラボレーションできるようになります。これは大きなメリットですが、場合によってはあまり馴染みのないクラウドアーキテクチャ環境での作業が必要になることもあります。

自分が構築に関わっていないクラウドで作業せざるを得ず、設計に関与した人も周囲にいないため詳細を確認できなかったり、コンサルタントや監査チームとの協業で自社のシステムをスピーディに把握してもらう必要が生じることもあるでしょう。また、システム障害の発生時、その問題の解決に当たる対応チームに対象のクラウドアカウントの経験が乏しい場合には、トラブルシューティングに必要以上に時間がかかることになります。

新しいクラウド環境を把握するのは難しく、時間がかかるものです。クラウドのドキュメントは更新されていなかったり、そもそも存在しない可能性もあります。クラウドモデルを手作業で構築すると、多大な時間がかかり、人的ミス発生のリスクもあり、そうこうしている間にもクラウドアーキテクチャが変化していきます。クラウドアーキテクチャをチームメンバーやその他の関係者に理解してもらうためには、ドキュメントを確実に更新し、メンテナンスすることが欠かせません。

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Lucidscale で既存のクラウドアーキテクチャを理解する方法

1. データハブにアーキテクチャをインポート

Lucidscale で左側のパネルに移動して [データをインポート] を選択すると、クラウドプロバイダーのメタデータが取り込まれ、現在の状態を正確に把握した図が生成されます。Lucidscale は AWSAzureGCP と連携します。詳しい手順はヘルプセンターのデータのインポートに関する記事を参照してください。

データハブにアーキテクチャをインポート
2. Lucidscale で新しいモデルを作成

インポートしたデータからモデルを自動生成します。Lucid の文書メニューで [+ 新規作成] を選択し、Lucidscale にマウスポインターを合わせて AWS、Azure、GCP のいずれかを選択します。データソースを選択し、画面の指示に従ってモデルを作成します。
フィルターの適用、ビューのカスタマイズ、接続されたリソースの表示などが可能になります。

Lucidscale で新しいモデルを作成
3. クラウドインフラストラクチャのカスタムビューを作成

既存のビューを使用するか、独自のカスタムビューを作成して、クラウドアカウントの特定のリソースやセクションをフィルタリングすると、特定のリソースタイプに注目したり、線の表示のオン/オフを切り替えたり、さまざまなツールでリソースの接続を把握することができます。

クラウドインフラストラクチャのカスタマイズビューを作成

4. 条件付き書式設定を使用

Lucidscale の条件付き書式設定を使えば、基本的なメタデータに基づいて特定のリソースを強調することができます。例えば、特定のサイズ以上の S3 バケットや、アカウント内の異なるアプリケーションを示すアプリケーションタグなどを強調表示することができます。
 

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ユーザーが Lucidscale でクラウドアーキテクチャを把握する方法

Lucidscale なら、クラウドアーキテクチャを効率的にキャプチャし、関連するコンポーネントをフィルタリングして関係者と手早く共有できます。例えば、あるお客様の場合には、クラウド移行を支援するためにコンサルタントを採用されました。移行前にはクラウド文書化の習慣がなく、構築した内容をすべて文書化するようにコンサルタントに依頼することもなく、契約が終わると、コンサルタントの構築した内容が具体的にまったく把握できないという事態が発生していました。

コンサルティング会社から引き渡されたアカウントを手作業で図式化するのには数か月を要しましたが、アーキテクチャが自社のセキュリティ要件を満たし、希望する通りに動作することを検証する上では不可欠なステップでした。手作業による文書化には時間がかかり、人的ミスの発生源ともなります。文書化の担当者は以前に対象のアカウントを確認したことがなく、構築にも関わっていなかったため、非常に分かりにくいクラウドコンソールを操作しながら見つかった情報だけをベースにドキュメントを作成しなければなりませんでした。

これでは全体像が一向に掴めないため、Lucidscale を試してみることにしました。

文書化プロジェクトに関与していたメンバーによれば、Lucidscale でドキュメントの自動生成を始めてみたところ、以前は一週間かかっていた作図作業が午後の数時間を当てれば十分なレベルになりました。また、Lucidscale で作成した文書は手作業で作成した文書よりも格段に精度が高かったのです。

Lucidscale の導入で、文書化自体のプロセスではなく、構築された内容を分析し、把握するのに時間やリソースを割けるようになりました。

結論

クラウド環境へ移行することで、企業は柔軟性と自由度を大幅に高めることができますが、環境の理解が不十分だと不満やリスクの原因となります。手作業での文書化にはコストがかかり、クラウドの理解が不十分なことから来るリスクを真の意味で軽減することはできません。

これに対応するには、必要に応じていつでもモデルを迅速に更新できる自動化プラットフォームで正確なドキュメントを作成するのがベストです。Lucidscale なら、現状を表すモデルを作成し、簡単に調整、共有や更新ができるため、チームメンバーを始めとする関係者全員が常に共通認識を保つことができます。


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